看護師の子育て~透析看護に転職~






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透析看護を考えている方へ

子育て期にあるからという理由で透析を選ぶ看護師は、あまりいません。というのは、透析ほど土日祝日の関係ない部署はないからです。開業医の透析施設であってもそれは同じことです。

慢性腎不全の患者は、祝日だからといって透析をスキップする訳にはいかないからです。もちろん年末年始もお盆休みもありません。そして現代病の一つ、糖尿病が増え続ける限り、透析を必要とする患者は増え続けます。透析難民が出ている地域すらあります。

 

慢性腎不全の患者にとって透析施設がないということは、即刻死を意味します。ですから、各医療施設はお互いに連絡を取り合って患者を受け入れ、ギリギリのラインで透析を回しています。  今までと同じスタッフの人数でも、無理に病床数を増やして患者を増やしていることもあり、決して楽な仕事とは言えません。

 

ただし、透析には午前・午後・夜間の部がありますから、家族の協力を得てどこかの部だけ出てくるという働き方はあるかもしれません。夜間の場合、夜間透析は早い人は17時から始まり、遅い場合は終了が22時を過ぎることを考慮しましょう。  この時間は子供と夕飯を食べたり、お風呂に入れたり、寝かしつけをしたりという忙しい時間です。逆にもしこれら全てを替わってもらえるサポートがあるのであれば、あえて透析という場で夜間勤務を選ばなくても、条件のいい働き口はあるはずです。

 

午前だけという人もいるでしょうが、透析の午前勤務というのは午前透析の患者が終了する時間ということになります。実際回収しきるまで日により4時間以上かかる場合もあります。 午前透析が終わった場所から午後透析の準備をしなくてはなりませんし、その間にフルタイムの人は昼休みもとらなくてはなりません。そうなると、午前勤務といっても13時や14時は当たり前になってきます。午後だけという選択肢をしても、基本午前と同じようなことが起こります。

 

もし透析がいいというのであれば、もとから「自分は透析看護をしたいんだ」という意思・目標のある場合にしておくほうが無難でしょう。  もしくは、透析であっても「自分は週3回だけですよ」といった条件を明確にしておくべきです。ですが、実際にそのような条件で入っても、周囲が有給もとれずに働いていたら、自分はドライに契約上の休みを守り通すことができるでしょうか。おそらく難しいでしょうし、逆に自分が困った時に助けてもらえるような人間関係を築くことはできないでしょう。

 

いろんな働きかたのできるのが看護師のいいところ。であるならば、転職先を透析と決めつけないで、可能な勤務時間・勤務場所・勤務内容を決めて、人材紹介会社の人に条件に合うところをじっくり探してもらうのが、上手な転職ではないでしょうか。