看護師 子育て






看護師の子育て~子育てしやすい働き方・両立できる職場の探し方~

 

看護師の強みは、仕事の仕方やペースを自分で選べることです。給料の交渉もある程度可能です。これは女性が働くには必要なことですよね。

男女平等がうたわれる時代になりましたが、やはり家事や子育ては女性に負担が多いのが事実。たとえ給料はほぼ同額であったとしても。

 

正規職員として働けば、それだけボーナスや福利厚生面では優遇されるでしょう。しかし、それだけの責任が伴うもの。

妊娠・出産から始まり、子供の体調不良や学校行事で仕事を休むことの多い時期にはなかなか難しいですね。逆に言うと、その時期を乗り切るとずっと正規職員として働くことができますし、経験値も給料も上がります。

 

家庭環境はそれぞれ違いますから、子育て期はこうすべきというものはありません。しかし、中途半端な見切りで正規職員として育休から復帰したものの、実際は休んでばかりで有給を使いきり、挙句の果てに欠勤扱いという人もいます。 これでは看護師としてというより、社会人としての常識に欠けます。

一人目の子供を出産したあとの仕事との向き合い方は、家族で話し合う必要があります。なぜなら、保育園や託児所だけでは不十分だからです。

例えば、水痘に子供が罹患した場合、本人は元気になっても全ての水疱が痂皮化するまで登園はできません。その間預かってくれる人がいなかったら、自分が5日も6日も休むことになります。1か月で20日勤務するとして、そのその中で5日も6日も休むようではいけません。 もし子供が二人いたら、その日数が倍になることも考えなくてはなりません。

正規職員として復帰するのなら、最低1人、できれば2人預けられる人を確保したいものです。もちろん、パートだからといって好きなだけ休んでいいという訳ではありませんが、パート職員にはもとからボーナス等の対応が違います。

ボーナスだけはパート職員より多くもらっておいて、実際は休んでばかりの正規職員ということがあってはいけないということです。

どうしても託児所・保育園以外に預けられるところがないという場合には、やむを得ず子供が小さいうちはパート職員になり、更に15時までの短縮勤務をお勧めします。

15時くらいまでの短縮勤務にしておくと、少し調子が悪い時点で病院に連れていくことができますし、早めの対応をとることが子供の症状を悪化させて何日も自宅安静になるという事態を防ぎます。

また、ここ数年で定期接種の制度が変わり、予防接種が増えました。毎年冬にはインフルエンザワクチンもありますし、そのような予防接種の対応も仕事の後で行くことが可能になります。

 

ギリギリのラインで仕事を選んでしまうと、子供の調子が悪かったり、託児所のお迎えに走って行くといったことで、日々ストレスがかかり追いつめられてしまいます。   それは自分にとっても、子供にとってもいいことではありません。子供はいつでもどっしりと構えている、何があってもおおらかでいてくれる母親に安心感を抱きます。  自分が熱を出すせいで仕事に行けないということが子供ストレスにもなりますし、逆に熱を出せば一緒にいてもらえるという認識になってしまっても困ります。

 

一番望ましいのは、子供にも仕事に協力してもらうことです。「お仕事させてくれてありがとう」という姿勢をみせると、お願いしていなくても協力してくれる子供になっていきます。もちろん、子供の前で「あー明日仕事嫌だなー」なんて言ってはいけません。  そのためには、自分のキャパシティをしっかり考えた上での職場や勤務時間を選ぶことが必要です。

   

例えば日常の家事・育児をサポートしてくれる夫や親がいないのであれば、その分自分にゆとりをもって、フルタイム勤務は辞めておきましょう。自分は頑張れると思うかもしれませんが、仕事は毎日・何年も続くものですから、1か月頑張ったとしてもだめなのです。  仕事にも家事にも育児にも、全てに余裕のないお母さんがいます。自分の働くペースや、そのために子供にどう協力してもらうか、どれくらい自立した子供に育てるかという準備が不足しているために悪循環にはまっていることがあります。

 

逆に、毎日託児所のお迎えや夕飯をお願いできるといった、日常の家事・育児までサポートしてくれる人がいる場合は、思いっきり仕事しましょう。といっても、夜勤や土日の仕事はセーブするくらいのゆとりは必要ですよ。  夜勤・土日勤務ができない分、平日はしっかり最後まで責任もって仕事していると、それだけであなたに対して周囲の見る目が変わります。自分自身も職場の人達に負い目を感じることなく土日祝を休むことができます。それがまたゆとりにつながりますし、子供との時間にメリハリがつきます。

 

忘れて欲しくないことは、看護師は専門職ですから、常にスキルアップをしていくことが必要だということです。そのために他の職種よりも給料が高くなっていると考えるべきです。  もし、家事・育児でいっぱいいっぱいの勤務体制にしてしまったら、どこで勉強する時間を作ることができるでしょうか。子供との時間だけでなく、勉強時間の確保もできるよう検討した上で、人材紹介会社のスタッフに自分の希望を伝えましょう。  上手な働き方ができれば、子供が大きくなったあとはフルパワーで働けますし、その時までに看護師としてのスキルもアップしていることでしょう。